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NDA(秘密保持契約)について

 NDA(秘密保持契約)とは、Non-Disclosure Agreementの略語です。コンペの際や、外注などによって、相手方に秘密情報を開示しなければならない時に、情報を外部に漏らさないために結ぶ契約です。
多くのシステム開発の現場などで結ばれ、秘密情報が相手先でどのように管理されるかにも気を配った条項が必要となります。当然、実際に情報が漏洩しトラブルとなったときに、大変重要となります。

 製作会社・ベンダーでは、頻繁に交わされているにも関わらず、ネット上でダウンロードしたテンプレートや、以前に取引先に掲示された契約書、誓約書などを打ち直して使用している企業も多く、驚かされます。NDAは以下の趣旨より作成するものですから、キチンとこれらを生かすものを、都度作成する必要があります。

@ここで守りたい秘密とは何なのか
Aその秘密には、どのような特性があるのか
B秘密情報がどのような方法で取り扱えるのか
C秘密情報の伝達でどんなリスクが考えられるのか

 例えば下請けに外注する際に、「(1)新製品が斬新なため、その製品の存在そのもの」を保持する必要がある場合と、「(2)製品自体は斬新ではないが、そのプログラム中に独自性がある」場合に、その秘密保持契約書の中身が同じであるはずはありません。他にも、「(3)マーケティング情報が大きな利益につながるもの」や「(4)顧客情報、個人情報など」である場合などもあると思います。

 ざっと挙げた例から考えても関連する法律も特許権、著作権、意匠権、不正競争防止法、個人情報保護法など、随分と異なってきます。法律を意識しないとしても、契約書上で「秘密情報」そのものを、どのように表現(特定)するかも、随分と異なってきます。

まずはご相談を

 以上に挙げた内容以外にも、NDA(秘密保持契約)を交わすだけでは足りず、相手先をどのように管理するか、従業員やその他の関係者に対してはどうするのか等、検討する材料は多くあります。
服部行政法務事務所では、これらの経験を豊富に持ち、知識、人的ネットワークを多く有しておりますので、まずはNDA(秘密保持契約)について、お気軽にご相談ください。IT業界出身者として、そして行政手続きの専門家として、納得のいくまでサポートさせて頂きます。



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